TSFと言えば、自身が女体化してしまうことで、バレないように隠すようにしたり、自分の体が気になってしまったり、女装させられてしまったりと、ハプニングからのラッキースケベ(主に読者が)を体験してしまったり。
そういったドキドキさせられる内容がぎっしり詰まったのが「転性パンデみっく」です。
転性パンデみっくはどんな作品?
「転性パンデみっく」は裏サンデーにて2018年から2020年にかけて連載されていた作品でコミックは10巻まで出ています。
作者は冬野なべ(ふゆの なべ)先生。
性別は男なのに女の子みたいなルックスにか弱い女子のごとく力が全く無い華奢な体つきという主人公「今村 日向」(いまむら ひなた)。
自身の体にコンプレックスを抱いており、男らしさに憧れる日々だった彼にある1枚のチラシが目に入ります。そこには「理想の体になれる」などの怪しげな謳い文句が書かれており、日向はみごと釣られて入店してしまうのです。そして素性の分からない人物にあれよあれよと言いくるめられ、注射を打たれてしまいます。その時は何事も無く帰宅して就寝するのですが……。
朝起きて着替えをしようとした時、鏡に映っていたのは女体化した自分だったのです……。
実は日向が打たれた注射は性転換を発症させるウイルスで、日向とキスすることで相手にも感染させてしまう(性転換)厄介な代物でした。
怪しげな店は既にもぬけの殻となっており、犯人は不明、治す方法も当然わからずという状態で、女体化生活が始まります。
今村 日向について
元々女の子みたいな見た目だったので、読者としては元々女の子なのでは?と思ってしまいます(笑)
健康診断で秘密がバレそうになったり、水着コンテストに出場させられて身バレしそうになったりと、毎度散々な目にあいつつ、エロく可愛らしく描かれている日向が見どころでしょう。
さらに、友人の京介(きょうすけ)が女性向けのファッションデザイナーを目指しており、「日向をイメージして作った」(何故)として日向がモデルとして着せ替え人形にされる場面が多々ありますが、少しずつ女装することに抵抗が無くなっていき、やがて今の自分を受け入れていく過程――心の揺れ具合も巻を重ねるたびに濃くなっていきます。
↑話が進むと自ら女装して出歩く場面も。
その他、日向を巡る三角関係なんかもあります。ただ、女体化を知る知らないや、元々のルックスも相まってなかなかにややこしい展開が続きます。
最後に
TSF好きはもちろん、表紙の絵などにピンと来た方はそのままポチっと購入しても良いのではないでしょうか(笑)
裏サンデー公式サイトで1話を読むことが出来るのでまずは試し読みしてみましょう!
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